子ども・教育
学校給食におけるミニトマトの提供方法について
2025年06月受付今年市内の小学校で、1年生の給食にミニトマトがカットされずに丸ごと提供されていました。ミニトマトは球状で滑りやすく、気道の狭い児童にとっては、誤嚥や窒息事故のリスクが高い食品だと思います。昨年、県内の小学校で、児童が給食のうずらの卵を喉に詰まらせる事故も起きています。
児童の安全のためにも、ミニトマトは2等分以上にすることを検討してほしいです。
貴重なご意見ありがとうございます。
福岡市の学校給食では、二次汚染の防止の観点から、原則として加熱調理することとしており、野菜類については、安全性を確認しつつ、加熱調理の必要性の有無を判断したうえで提供しております。ミニトマトは、流水で十分に洗浄できるため、生野菜として提供していますが、二次汚染を防止するため、提供前の切裁はしないこととしています。
また、「様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること」を目的とする食育の観点から、うずらの卵やミニトマトの提供を中止するのではなく、「食べ物は食べやすい大きさにして、よく噛んで食べる」等、窒息事故を防ぐポイントを十分に指導したうえで喫食することとしております。
なお、咀嚼や嚥下の能力には個人差がありますので、個別の対応が必要と感じられる場合は、学校にご相談ください。
今後とも安全に十分配慮しながら、食材の研究や献立の工夫に取り組み、給食を提供してまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いします。
お問い合わせ
部署: 教育委員会教育支援部給食運営課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4642
FAX番号: 092-733-5865
E-mail:kyushoku.BES@city.fukuoka.lg.jp