寄せられた市民の声

　子どもが小学校に通っていますが、給食として提供されたからあげが１つだけだったこともあり、お腹いっぱいにならなかったそうです。市の給食のサイトで写真も見ましたが、あまりにも質素で、ご飯やスープで満腹にするのではなく食べごたえのある、お腹も心も満たされる給食にしてほしいです。
　今年度の２学期から給食費が無償化されると聞いていますが、給食費はそのまま払うので、しっかりしたおかずなどを提供してほしいです。

　貴重なご意見ありがとうございます。
　福岡市の学校給食では、これまでも物価高騰分を公費で負担するとともに、国が示す「日本人の食事摂取基準」「学校給食実施基準」等を参考に設定した「福岡市学校給食実施基準」に基づき、児童生徒に必要な１日当たりのエネルギー量や栄養素量の約３分の１を満たす献立を作成し提供しています。実施した献立については、児童生徒の喫食状況なども確認し、味や量、献立の組合せなどを調整しています。また、新しい献立も取り入れるなど、献立の充実を図っているところでございます。
　なお、今回提供いたしました唐揚げにつきましては、児童の配膳の手間、各小学校の調理室で一つ一つ味付けし大量に調理することや仕上がりなどを考慮し、一般的な唐揚げより大きめ（鶏肉60グラム、155キロカロリー）に調理して１個で提供しておりますが、いただいたご意見も踏まえ、子ども達が安全で美味しく給食を食べられるよう提供方法も含めて検討してまいります。
　令和７年２学期からの給食費無償化後においても、物価動向に留意しながら、栄養面だけではなく、地元食材の活用、郷土料理や行事食の提供など、引き続き給食の質の維持向上にしっかりと取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。