寄せられた市民の声

　先日の台風10号の際、当初予定されていた給食のあとでなく10時に児童を下校させ、放課後児童クラブで対応するとのことで、児童クラブ担当者に「急きょ出勤できますか」と連絡がありました。この時点では担当者が帰る時間帯は公共交通機関は動かないと既に報道されていたのに、担当者のことは考えていなかったのでしょうか。
　例えば、自宅に帰れない児童は学校で見守るなど、放課後児童クラブの時間帯を繰り上げなくてもよい方法があったのではと思います。　　　
　ちなみに、教育長をはじめ教育委員会の担当職員は17時まで全員残っていたのでしょうか。
　私の関係する児童クラブでは、子どもたちのことを思い、責任感を持って10人以上の担当者が出校しましたが、子どもたちは７名しか来なかったそうです。
　今後このような場合のきちんとした対応を望みます。

　貴重なご意見をありがとうございました。
　８月29日の台風10号への対応につきましては、急きょ、下校時間等を各学校で判断することになったことを受け、放課後こども育成課から各児童クラブの責任者へ、小学校と連絡を取り必要な場合は可能な範囲で早めに出勤するよう指示しました。また、運営の体制は、公共交通機関の状況等を踏まえ、出勤可能な職員のみで差し支えないことを周知しました。
　教育委員会におきましては、放課後こども育成課の担当職員はもとより、教育長をはじめ関係部署の職員が、市役所本庁舎内で夜間まで、緊急対応に対処できる体制をとっておりました。
　今回の対応につきましては、しっかりと検証を行ったうえで、リスクに対する備えや対応基準などについて見直すべきものは見直し、災害時の対応に万全を期してまいりたいと考えております。
　今後とも、福岡市政へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。