子ども・教育
宗教上の理由で食べられない食材がある児童・生徒への給食について
2024年04月受付福岡市には多くの外国人が居住しており、信仰している宗教も様々だと思います。
アレルギーがある児童・生徒に対してはアレルギー対応食が提供されている一方で、宗教上の理由で食べられない食材がある児童・生徒は、同じように給食費を払っているにもかかわらず、その食材が含まれる給食の日は、自宅からお弁当を持参しているケースがあると聞きました。
福岡市では、宗教上の理由で食べられない食材がある児童や生徒への給食について、どのような工夫をされているのでしょうか。
福岡市の学校給食では、アレルギーや宗教上の理由など様々な事情をお持ちの児童・生徒がいらっしゃることから、1日の中でなるべく食材が重ならないように組み合わせ、主菜、副菜のどちらかは食べられるように工夫しております。
各学校・給食センターで大量調理を行う上で、調理作業や施設の状況等から全ての児童・生徒の状況に合わせて対応食を提供することは難しく、アレルギーへの対応についても、自校調理方式の小・中・特別支援学校は調理の最終段階で鶏卵・マヨネーズ・ごま・ごま油を加えない除去食対応を、センター調理方式の中・特別支援学校は卵対応食・乳対応食・8種対応食(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・ごまの全てを除去)の3種類のみの対応を行っています。したがいまして、アレルギーや宗教上の理由で食べられない食材がある方については詳細献立表で確認いただき、代替食を家庭から持参いただくこととしておりますが、月を通して食べられない場合は、牛乳・ご飯・パン・おかずそれぞれの区分ごとに停止が可能であり、その分の給食費のご負担はございません。
このたびのご意見につきましては、今後の給食運営の参考にさせていただきます。今後も、食材の研究や献立の工夫に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
部署: 教育委員会教育支援部給食運営課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4642
FAX番号: 092-733-5865
E-mail:kyushoku.BES@city.fukuoka.lg.jp