子ども・教育
給食費無償化に伴う食物アレルギー対応の改善要望
2025年09月受付小学校の給食費無償化に感謝しています。しかし、食物アレルギーがある児童とその家庭への配慮について改善をお願いしたいと思います。
1.代替食持参に対する支給について
卵・乳製品等のアレルギーにより、主食やパンを持参する頻度が高く、物価高騰の中で家庭の負担が増しています。給食をすべて喫食しない場合に支給があると聞きますが、代替食持参が頻繁な場合にも支給対象としてほしいです。
2.郷土料理の選定について
卵を使った料理など、アレルギー児童が喫食できない献立が多くあります。郷土料理の紹介は意義深いですが、より多くの児童が食べられる工夫をお願いしたいです。
1. 代替食持参に対する支給について【教育委員会健康教育課】
貴重なご意見ありがとうございます。
給食費相当額の給付につきましては、アレルギー等の身体的事情により給食の全てを喫食していない児童生徒の保護者が、教育活動である学校給食の場に参加しながら、毎日弁当を準備しなければならない負担を考慮し、無償化実施に合わせて支援を行うこととしたものでございます。
お申し出いただいているケースのような給食の一部でも喫食されている場合につきましては、無償化により一定の負担軽減が図られているものと考えており、今回は給付の対象となりませんが、アレルギー等身体的な事情により喫食できない児童生徒の保護者の方への対応につきましては、今後とも無償化に関する国の動向等を注視してまいりたいと考えております。
2. 郷土料理の選定について【教育委員会給食運営課】
貴重なご意見ありがとうございます。
福岡市の学校給食では、様々な料理に触れる機会になるよう、郷土料理や行事食、世界の料理等を提供していますが、年間テーマを設定し、テーマに沿った献立については、毎月の献立表や校内放送で紹介しています。今年度小学校では「郷土料理」をテーマとして、毎月の献立に日本各地の郷土料理を取り入れています。
郷土料理や行事食、世界の料理などは、使用する食材そのものがその料理の特徴であることも多く、給食ではできる限り本来の姿に近づけて提供をしているところです。今回の「太平燕」につきましては、「揚げ卵」を加えることが大きな特徴でありますが、調理工程や食べやすさを考慮し、「揚げ卵」を食べ慣れている「うずらの卵」に変更し提供いたしました。
また、小学校の給食室はアレルギー対応食を安全に調理するためのスペースを確保することが困難であるため、卵、マヨネーズ、ごま、ごま油について、調理の最終段階で除去できる場合は除去をする対応を行っていますが、「うずらの卵」はしっかり中まで加熱し調味するために、調理の早い段階から鍋に入れるため、除去食の対象としていません。
食物アレルギーの他、様々な事情により給食を食べることができない場合があることは承知していますが、献立作成の意図や、安全に提供するための対応について、ご理解いただきますようお願いいただきます。
いただいたご意見につきましては、今後の食材研究や献立作成の際の参考にさせていただきます。
お問い合わせ
部署: 教育委員会教育支援部健康教育課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4643
FAX番号: 092-733-5865
E-mail:kenko.BES@city.fukuoka.lg.jp
部署: 教育委員会教育支援部給食運営課
住所: 福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号: 092-711-4642
FAX番号: 092-733-5865
E-mail:kyushoku.BES@city.fukuoka.lg.jp


