寄せられた市民の声

福岡市の事業にも参画している方が、「性分化疾患」についてＳＮＳで誤った認識による差別的発言をしました。
このような事案について、福岡市の事業所管課や人権担当課などに見解を伺いましたが、事業所管課長名での回答だったため、改めて人権担当課の回答を求めたところ、最初とほぼ同じ内容に【市民局人権推進課】を追加しただけで、課長名もない回答が広聴課のアドレスから返信されました。どのような経緯でこのような回答となったのか説明がほしいです。
私には「性分化疾患」といわれる特徴があり、特殊な境遇や悩みを抱える他の方の思いも考え、福岡市に問いかけています。
今一度お尋ねしますが、福岡市における人権教育・啓発についての基本的な考え方はどうなっているのか教えてください。

【返信の経緯について】市長室広聴課
広聴課からの返信については、できるだけ早くお返事を差し上げた方がよいと考え、人権推進課から回答を得た上で返信させていただいたものです。しかしながら、担当課長名の記載がないことなどは、ご指摘のとおりであり、不信感を与えてしまいましたことをお詫び申し上げます。

【福岡市における人権教育・啓発の基本的な考え方について】市民局人権推進課
福岡市における人権教育・啓発については、「福岡市人権教育・啓発基本計画」において「人権という普遍的文化の構築」「人の多様性を認め合う共生社会の実現」の二つの目標を掲げ、様々な人権問題の解決に向け、次の３つの視点から、各種事業を推進しております。
・あらゆる場における人権教育・啓発の推進
・特定職業従事者の人権教育・啓発の推進
・人権教育・啓発の効果的な推進
　今後とも、一人ひとりが互いに人権を尊重し、国籍や年齢、性の違い、障がいの有無などにかかわらず、多様性を認め合いながら、いきいきと輝くまちをめざし、取組みを進めてまいります。