寄せられた市民の声

　九州大学箱崎キャンパス跡地の広大な敷地を利用したまちづくりが進んでいますが、一番大事なのは10年後、20年後も変わらずきれいな緑地を保つことだと思います。
　緑地は、ヒートアイランド現象の緩和や、雨水がゆっくりと大地に浸透していくことで河川の氾濫防止、また緑地自体が光合成を行い炭素を定着してくれます。
　是非、長く緑地を維持管理すること念頭においたまちづくりをお願いしたいと思います。

　貴重なご意見をありがとうございます。
　九州大学箱崎キャンパス跡地のまちづくりにつきましては、地域と共に創り上げたグランドデザイン（平成30年７月策定）の実現に向け、九州大学や地域などの関係者と連携してまちづくりに取り組んでおります。
　グランドデザインにおいては、広場や歩行者空間等において緑豊かな空間を確保するとともに、有機的に繋いだ緑のネットワークを形成することとしております。
　九州大学・ＵＲ都市機構による土地利用事業者公募で決定した優先交渉権者からは、緑化率40％の緑量を確保し、広場等を緑のネットワークでつなぐことでまち全体に緑を広げる提案や、それを都市計画などに位置付けることで、将来にわたって担保していく提案もなされております。
　現在、グランドデザインを踏まえて提案された内容の具体化に向けて、優先交渉権者などと協議を進めており、いただいたご意見につきましては、九州大学・ＵＲ都市機構及び優先交渉権者にもお伝えし、今後の参考とさせていただきます。
　今後とも、市政へのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。