寄せられた市民の声

市民ホールや美術館では歩行器の使用が禁止されており、杖での移動を求められることがあると聞きました。普段から歩行器を使っている方にとっては、慣れない杖への変更が転倒のリスクを高めるなどが懸念されます。
そのため、
○コンサート会場では座席近くまで歩行器で移動できるようにすること
○美術館では歩行器の使用制限を緩和すること
といった対応を通じて、高齢者や身体機能が低下した方も安心して文化活動に参加できる環境づくりをお願いしたいです。

【福岡市民ホールについて】経済観光文化局文化まつり振興部文化施設課
　このたびは、貴重なご意見をありがとうございました。
　福岡市民ホールにおきましては、歩行器の利用は禁止しておらず、施設内でのご利用は可能となっております。
　ただし、コンサートなどのイベント開催時におきましては、ホールの貸出エリア（チケット提示後の入場）から座席までの誘導はイベント主催者による対応となっており、ホール客席については、視線確保のための座席間の傾斜により段差がある関係上、歩行器での移動が難しいと判断される場合は、イベント主催者にてお預かりのうえ、ご案内することがございます。
　移動にお困りの際は、イベント主催者と協力のうえ指定管理者もお手伝いいたしますので、１階総合受付にお申し出ください。
　なお、車いす（館内移動用）の無料貸出しも行っておりますのでご利用ください。
　今後とも市政へのご理解とご協力をお願いいたします。

【福岡市美術館について】経済観光文化局美術館事業管理課
　このたびは、貴重なご意見をありがとうございました。
　福岡市美術館では、歩行器のご利用は可能です。
　ただし、電動の歩行器など、展示室内において作品接触が懸念される場合は、当館にある電動ではない歩行器等をご案内しております。
　今後とも市政へのご理解とご協力をお願いいたします。

【福岡アジア美術館について】経済観光文化局アジア美術館運営課
　このたびは、貴重なご意見をありがとうございました。
　当館では、歩行器のご使用は可能です。使用制限はしておりません。
　今後も引き続き、高齢者や身体機能が低下した方も安心して作品鑑賞を楽しめる環境づくりに取り組んでまいります。
　今後とも市政へのご理解とご協力をお願いいたします。