寄せられた市民の声

このたびの能登半島の地震では、水道管が大きく破損し、火事を消し止められなかったり、復旧工事もなかなか進んでいないとの報道がありました。
そこで心配になったのは福岡市の水道管の耐震性です。福岡市でも警固断層などがあるので、大きな地震が起きた場合を想定して水道管の地震対策を講じておく必要があると思います。

　日頃より福岡市水道事業にご協力いただきありがとうございます。
　浄水場や水道管の水道施設につきましては、福岡市域に最も被害をもたらす警固断層を震源とするマグニチュード 7.2の地震を想定し、断層の特性を踏まえた耐震化計画を策定しており、地震対策を計画的に進めております。
　浄水場などの重要な水道施設の耐震化及び停電対策としての非常用発電装置の整備などにつきましては、令和２年度末までに全て完了しております。
　また、水道管につきましては、災害時においても、水道水を安定的に供給するため、水道管の新設や更新時に全て耐震管を使用するなど、ライフライン機能の強化に取り組んでおります。特に、避難所や救急告示病院などへの給水ルートを耐震化する耐震ネットワーク工事につきましては、令和６年度末の工事完了に向け最優先に取り組んでおります。
　今後とも福岡市水道事業へのご理解、ご協力をお願いいたします。